データベースについて

データベースについて

はじめに

本ホームページに関心をお寄せいただき、ありがとうございます。
本ホームページでは、自殺や過量服薬(オーバードーズ)を防止するために、薬剤師や登録販売者をはじめとする医療従事者の方々が活用可能な情報をお届けすることを目的としています。
自殺やオーバードーズの兆候に気付き、傾聴し、それを未然に防ぐ方々を「ゲートキーパー」といいます。
本データベースの活用者に、ゲートキーパーとしてご活躍いただくことを目指しています。
また、正しく利用される方々のアイデア次第で、乳幼児や認知機能障害の方による医薬品の誤用やその注意喚起に対しても有益な情報となることを期待しています。
お気づきの点やアイデア等がございましたら、お問い合わせフォームよりご連絡いただきますようお願い申し上げます。
このホームページにより、尊い命を救えることを祈っています。

目的

本データベースは、不適切な使用によるOTC医薬品の危険性について、薬剤を手渡す医療従事者(薬剤師や登録販売者等)が把握し、過量服薬(オーバードーズ)を防止することが主な目的です。
厚生労働省による濫用等のおそれがある市販薬の指定状況、毒性量、文献、製品あたりの毒性などを調査できます。
例えば、過量服薬(オーバードーズ)が疑われる方が製品の購入を求めている際に、当該製品の毒性や指定状況を本データベースで調査し、適切に介入(傾聴等)することでゲートキーパーとしての役割に生かすことができます。
活用法としては他にも、

  • 過量服薬をしてしまった場合
  • 乳幼児が点眼薬や軟膏などを誤飲した場合
  • 認知機能障害のある方が薬剤等を誤飲した場合

などの相談を受けた時に、薬剤の毒性を把握し、適切な病院前処置にも生かすことができるデータベースです。

使用に関する責任

  • 本データベースの使用に際しては、使用を許可された薬剤師および登録販売者等の責任の下で、適切な薬学的判断に基づき使用してください。
  • 本データベースの使用による不利益に対する責任は、当方ではもちかねます。

謝辞、協力団体 等

本データベースの作成は、公益財団法人 一般用医薬品セルフメディケーション振興財団 令和4年度 調査・研究助成を一部受けています。

  • 公益財団法人 一般用医薬品セルフメディケーション振興財団
  • 厚生労働大臣指定法人・一般社団法人 いのち支える自殺対策推進センター
  • 一般社団法人板橋区薬剤師会
  • 一般社団法人千葉市薬剤師会
  • 一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会
  • 帝京大学薬学部 卒業研究生

その他、本研究をご支援いただく多くの方々に支えられております

組織概要

運営組織国立大学法人 千葉大学大学院 薬学研究院
住所〒260-8675
千葉県千葉市中央区亥鼻1-8-1 医薬系総合研究棟Ⅰ 2階
問い合わせ先永島 一輝
お問い合わせフォームへお願いいたします。